一緒につくる

大学1年生からの友人Ayaさんが、留学先から帰ってから、久しぶりに連絡をくれました。

 

しばらく会っていなかったけれど、blogを見ていてくれたそうで、

お誕生日の記念になるようなピアスと指輪のセットをオーダーいただきました。

 

彼女がはじめの連絡をくれたとき、私は産後のばたばたで、まだ制作を再開することもできず、

それでも、見守って、ずっと待っていてくれました。

 

お誕生日が近づき、再度連絡をくれました。

彼女のオーダーが、私の制作活動再開を、一番背中を押してくれたように思います。

 

ふんわりと、いつも優しくて、明るくて、それでいて、知的好奇心にあふれていて、、

オーダーの内容を相談するメールに、いつもユーモアのある言葉と、最近の元気な写真をつけてくれました。

 

グリーンを基調にしたもの、とのことでしたが、いくつか提案する中で、

このグリーンがかった水色のビーズとふっくらとしたガラスビーズの組み合わせに決まりました。

リングはピアスのデザインに合わせて、水色のガラスビーズと小粒の淡水パール。

ところどことにキラキラと光るカッティングの金色の真鍮ビーズが入っています。

 

お花のコサージュは、おまけのプレゼントでした。

『夏の終わりの植物採集』を見て、レヴィ・ストロースの「La Pensée sauvage」をイメージしたわ!

と、はしゃいでくれたので、私も嬉しくなって、ヴィンテージボタンと深みのあるシルクリボンを使った、

アンティークのようなコサージュをつくりました。

 

一人ひとりの雰囲気に合わせて作ると、

その人の好みや今がんばっていることや、最近うれしいことなんかも、知ることができて、

そんなおしゃべりみたいな、でも、とても大切なやりとりを経て、

ひとつのかたちができます。

色や素材の組み合わせも、技術も、、提案の幅や広がって、とても勉強になりました。

 

Ayaさん、ありがとう。

あらためまして、お誕生日、おめでとう!

 

 

 

今またいくつか、お待たせしてしまっているものがあります。

順番に、ゆっくりゆっくり、仕上げていきますので、今しばらくお待ちください。