なまえの書

 

書をやっている友人、Miki Amanoさんにお願いして、娘の名前を書いてもらいました。

飾る場所や合わせるものがだいたい決まっていたので、インテリアとして飾りたい旨を伝えて。

ガラスとアイアンの素敵な額縁に入れて、お届けしてくれました。

金文という、金属に彫り込む書体だそうで、デザインがとても美しいです。

 

「陽」

 

私たちの中では、最初はハルカにしようかどうしようか、、と話していました。

お腹にむかって、ハル、ハルと呼びかけていたのが気に入って、

生まれてからは、そのまま、ハルだけで一文字の漢字を探して。

白川静先生の「字訓」の中から、ハルの音のものを読み読み。

春、晴、悠など色々ありましたが、

ひだまりでぽかぽかお昼寝でもしているような、おだやかな子というイメージで、

「陽」を選びました。

 

今回いただいたこの書には、娘宛にすべてひらがなで書かれたお手紙が添えられていました。

この書とお手紙はセット。

いつか、娘が大きくなったら、この手紙を読んでほしいと。

そこには、「陽」の字の意味や、私たちの娘への愛情がやさしい言葉で書かれていました。

 

書の隣にいらっしゃるのは、これも友人がくれた円空仏さま。

いつも微笑みかけてくれて、私たちを見守ってくださいます。

 

 

大切に大切にしたい、娘と同じくらい。

いつか、こうしてみんなに大切にされて、娘が羽ばたいていく日には、

この書を持たせたいと思っています。

 

みきて、ありがとう!