書と篆刻を学んでいる友人に依頼して、yohakuのロゴを、篆刻で彫っていただきました。
作ってくれたのは、Miki Amanoさん。
私のたくさんのわがままや細かなニュアンスを丁寧に汲み取って、
長い時間をかけて、彫り上げてくれました。
そもそもアルファベットを篆刻でお願いすることが、なかなかの困難ではありましたが、
本当に辛抱強く私の希望を叶えてくれました。
篆刻の偶然の美。
石に彫りつけるとき、計算してもしつくせないゆらぎのある線が生まれる。
ゴム印とは違う面白さ。
私が篆刻にしたいと思った、一番の理由は、彼女自身が篆刻に情熱を注ぐ理由の一つでもありました。
石も、手仕事のガラスのビーズも、欠けやヒビも、二つと同じものがなくて、それが誰かの元に届けられたとき、身につけたとき、その着姿や世界観も二つと同じものがなく、それぞれの個性へとつながっていきます。
私が素材に愛着を持つとき、いつもその偶然の美しさと、その先に広がる個々の物語に心奪われます。
そんな思いを彼女がyohakuのロゴに込めて彫ってくれたら、、そうお願いして、届いたのがこちらです。
心地よい重さ。
古い本にそっと刻まれたサインのような、詩的な雰囲気。重すぎない、
シンプルなのだけど、見入ってしまう深みのある文字。
彼女にお願いして、よかったと、改めて思いました。
これから時間をかけて、ショップカードなどのデザインに落とし込んでいきます。
お楽しみに。
みきて、ありがとう〜
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