order made 'pierce/earring'

lapis-lazuli + gold pierce

「青に星空のような金のきらめきの入った石があれば」、というのがご要望でした。ラピスラズリの中でも、このようなフラットな形はめずらしく、磨かれた面には、まさに星空のごとくパイライトの斑点が入っていて、とても美しい石が見つかりました。ゆらぎのある形もご依頼主様の自然の中での暮らしに寄り添うようで、気に入っていただくことができました。ゴールドのリングは、バリの職人さんがハンマーで叩き、表面に雰囲気のある凹凸を施しています。こちらも以前から何度となく使っている素材ですが、ラピスラズリとの相性がよく、今回は夜空に浮かぶお月様のようで、物語のあるお品に仕上がりました。

 

 

red spinel pierce

臙脂色、もしくはラズベリーのようなカラーの石で、デザインはお任せでとのご依頼でした。

お届けまで随分と時間がかかってしまいましたが、様々な石を探して、美しいランダムなカットと発色のレッドスピネルをお選びいただき、その石が映えるような配色を考えました。いつもマリメッコなどの北欧デザインのファブリックをさりげなくインテリアやお仕事道具に選ばれていらっしゃったので、アイスブルー(アイオライト)とモノトーン(トルマリンクォーツ)の石を合わせて。

 

 

akoya pearl pierce

以前に、別のアコヤパールのオーダーメイドピアスをお見せしたところ、艶や存在感をとても気に入ってくださり、お仕事の取引先のようなきちんとした場面にも、また、日常のカジュアルなシーンでも使えるような、シンプルで、かつ、上品なものをとのオーダーをいただきました。

アコヤパールの上には、ヴェルメイユという銀に金貼りをしたアンティーク感のある素材と小粒のラブラドライトをあしらって、キラリと光ります。お店でも素敵に身につけてくださっているお姿を拝見し、嬉しくなりました。

 

 

「囀り」semi-order

2015-16AWの中から、長さがあって揺れ感が楽しい「囀り」というお品を選んでくださったお客様。

現在はシンガポールに暮らし、ご当地の焼き物「プラナカン食器」の美しい釉薬のような配色の素材に変えて、とのオーダーでした。

焼き物のお写真を拝見すると、鮮やかなブルーグリーンや黄色、黄緑、、、中でも印象的な色が、ラズベリーのような、赤紫とピンクの中間のような色がありました。透明感のあるラズベリー色、、難しい色だけれど、南国の中では珍しく落ち着いた色で、私自身とても心惹かれて、思い切ってその色に近いルビーでご提案しました。

ラフに砕いたルビーの、深いこっくりとしたラズベリー色に合わせて、他の素材は自然と決まっていきました。

手元に集める色や形を眺めながら、ふと、蓮の花のグラデーションを思い出し、そのことをお伝えしたら、シンガポールで生活する中で触れることのあるモチーフで、とても愛着を持っていただくことができました。

シンガポールの街で、この小さな蓮の花が耳元に揺れるのを想像するだけで、私も旅に出た気分です。




akoya pearl classic design pierce

以前にお仕事でお世話になっていた方からの大切なオーダー。

パールがお好きとのことで、アコヤをぜひ使いたいとご要望いただきました。

クラシカルで、昭和の女優さんがつけていそうな、、、

いくつかの提案の中から、だんだんと形ができていきました。最後には、ポイントをアシンメトリーに入れるという、私自身が驚くような細部のアレンジもご要望の中から生まれました。

クラシカルな雰囲気とコンテンポラリーなデザインがミックスされたような、面白い仕上がりです。

多くのアートシーンを作っている現場でご活躍されている、ご依頼主さまにぴったりのお品になったように思います。



pierce 「en priere (changed stone ver.)」

クリスマスイベントにご来場いただいたお客様から、小さめの石につけかえたものを、とのセミオーダーをいただきました。元々は大粒のパールやクリスタルで仕上げていた「en priere」。パーティーなど華やかなシーンをイメージして制作したシリーズでしたが、真鍮のアンティークな雰囲気のあるフィリグリーを普段使いで楽しみたいとのことで、その場でいくつか石をご覧いただき、シャンパンクォーツとパールを重ねづけすることに。

石の小ささが、かえってフィリグリーの繊細なデザインを引き立てるような、上品なものに生まれ変わりました。



hoop pierce&ring set

あまり色彩を入れず、それでいて他にない個性的なものを、とのご依頼。

ご依頼主さまは、ミトンを制作している作家さん。手仕事や繊細な意匠がお好きなようで、

その雰囲気に合わせて、極小粒のパールをベースに、軽い付け心地とマットな質感が使いやすいコットンパールを合わせました。リングには、花びらのような薄く繊細な淡水パールと真鍮のビーズを合わせて、アンティークのような雰囲気に。



pierce

男性のお客様から、初めていただいたギフトのご依頼。

「五月の庭、六月の雨。」展にて、ご覧いただいた、「step of rain」の素材違いです。

お好きなワンピースに合わせられるようにと、事前にワンピースのお写真を見せていただきながら、

石から一緒に選ばせていただきました。

小粒でランダムなカット、そして淡いグリーンをご希望とのことで、こちらのペリドットに決まりました。



earring

娘さんからお母様へのギフトというご依頼。

マットな風合いのコットンパールを気に入られたとのことで、小粒でシンプルに、けれどyohakuらしいものを、

とのことで、いくつかご提案する中で決まりました。6mmのものは、コットンパールの中では、最小ではないかと思うほど小さく、繊細な輝きがあります。

ヴェルメイユという、金を銀の表面に貼る、手の込んだ加工を施した飾りピンを合わせて、控えめながら上品な仕上がりです。




hoop pierce

いつも着付けを教えてくれる友人のFさんからのご依頼。

こちらも「五月の庭、六月の雨。」展の素材違いです。

極小粒のパールをあしらったフープに、何か一粒で存在感のある石を、とのご依頼で、いくつかご提案する中で、こちらのエレスチャルクォーツに決まりました。

アメジストとルチルクォーツの混じった石で、よく見ると紫のグラデーションの中に、美しい細い針の内包物があります。

アンティークなテイストや深い色味のお洋服のよく似合う彼女らしいジュエリーとなりました。